代表の想い

代表理事・なおちゃんの想い

「学校に行けない子たちの居場所をつくるよ!」


そう声を上げた私のもとに集まってきたのは、8家族、12人の子どもたち。
そのほとんどが、何かしらの困難を抱えていました。


ただ学校に行けないだけじゃない。

発達凸凹と言われる子、機細なタイプの子、病気と闘っている子、
感覚過敏の子、外で頑張りすぎて疲れちゃう子、ひきこもりの子、
ひとり親、貧困家庭、家庭内暴力、そしてリストカットしてしまう子まで…

この小さな町で、見えないところに課題が山積みしている。

「不登校」
子どもが学校に行けない、行かない。

表面ではそこしか見えないけれど、その背景には様々な困難がある。

そしてその困難を受け止め、親子ともに安心して生き抜いていく為には、
やっぱり何よりもまず繋がれる居場所が必要だと感じた。

繋がった母親たちのパワーたるやすごいもの。
子どもたちの、自分たちの「いのち」と日々向き合っている。


だから、様々な困難を抱え家や学校以外の第三の居場所が必要な
子どもと親たちのために、まずはお腹と心をホッと満たして、
ありのままの自分と向き合うパワーを充電できる居場所を。

多様な生き方学び方との出会いを。
そして何より支えになってくれる仲間を。


社会に出た子どもたちに、

「疲れたらいつでも帰っておいで、おいしいご飯つくるからね。
いつも地域のじいちゃんばあちゃんと、父も母もここにいるよ。」

というあたたかな実家のような居場所を。

そんな想いで、家庭でも学校でもない第三の居場所をつくっています。